病態栄養専門医
病態栄養専門医とは
臨床におけるよりよい栄養管理を行うために、高度な専門的知識および技術を有する優れた医師を専門医として日本病態栄養学会が認定します。
病態栄養専門医認定制度は、適切な栄養管理の推進と医療の向上を図り、ひいては、国民の健康増進に貢献することを目的としています。
専門医の条件
専門医認定を申請する際は、次の条件を全て満たすことが必要となります。
- 日本国の医師免許証を有し,医師としての人格および見識を備えていること。
- 申請時において内科や外科などの基幹学会の専門医または認定医の資格を有すること。
- 10 症例以上の栄養管理実施症例を有していること。
- 基幹学会の専門医を取得後、本規則による認定施設あるいは関連施設において2年以上研修し、研修カリキュラムを修了していること。(病院長の証明を受けた所定様式を提出可能な場合は、認定施設・関連施設以外での研修も認める)
- 本学会年次学術集会における発表,または本学会学会誌あるいはレフェリーのある関連学術誌に掲載された病態栄養学に関係する論文のいずれか2編以上を有していること。ただし共同演者あるいは共著でもよい。
- 本学会主催の専門医セミナー参加(指定講習の受講)が1 回以上あること。
専門医認定の申請と認定方法
申請書類
専門医認定を申請する際には、次の書類を委員会に提出する必要があります。
- 履歴書(本会申請書類の所定様式)
- 日本国医師免許証(写)
- 内科や外科などの基幹学会の専門医(または認定医)資格認定証(写)
- 研修終了証明書・指導医の証明を受けた栄養管理実施研修10症例記録
- 病態栄養専門医研修カリキュラム修了証明書(本会申請書類の所定様式)
- 本学会年次学術集会発表抄録または論文(写)
- 専門医セミナー(指定講習)受講証
審査
・審査料:20,000 円
・年一回、申請書類および症例と試験により審査を行う。
・当該年度分の申請受付は毎年学会ホームページで会告する。
※会告前の申請申込みは不可
認定
・認定日:翌年4月1日、認定期間:5年間
・認定料:10,000 円