専門病態栄養看護師
専門病態栄養看護師とは
臨床におけるよりよい栄養管理を行うために、専門的知識および技術を有する看護師の資質向上を図り、国民の健康増進に貢献することを目的とするため、日本病態栄養学会は学会認定制度を設け、日本病態栄養学会認定専門病態栄養看護師を認定しています。
専門病態栄養看護師の資格と業務
専門病態栄養看護師とは、栄養スクリーニング・評価による栄養看護計画の立案と栄養モニタリングなどの栄養管理能力を有する看護師に対し、本学会が与える資格である。
専門病態栄養看護師に必要な資質と業務
専門病態栄養看護師は、栄養管理の基本を習得し、栄養管理の的確な実践と栄養看護を提供できる者であり、その業務は、チーム医療に参画し他職種と連携して計画された栄養管理の安全な実施と適切な栄養看護を他の看護師に教育・指導することである。
栄養看護とは
栄養障害に陥りやすい状態にある患者に対し、予防のための方法を援助し、栄養障害による治療や生活への影響を防ぐこと、また、栄養障害を有する患者に対し、改善に必要な治療が苦痛なく実施されるように援助し、栄養障害に起因する日常生活の弊害が最小限となるようにすること。さらに、栄養障害により引き起こされた身体機能の低下を改善するように援助し、社会生活が営めるように促すことである。
栄養看護計画とは
栄養看護を実践するための看護計画である。
認定開始
令和2年から認定制度開始