第22回日本病態栄養学会年次学術集会
会長 寺内 康夫
(横浜市立大学大学院医学研究科 分子内分泌・糖尿病内科学 教授)
このたび日本病態栄養学会の年次学術集会を担当させて頂くことになり、大変光栄に存じます。第22回となる本会は2019年1月11日(金)、12日(土)、13日(日)の3日間、パシフィコ横浜(横浜市みなとみらい)にて開催致します。
「日本病態栄養学会」は臨床医、栄養学研究者、管理栄養士が一堂に会し、疾患の病態研究と効率良い栄養療法の実践、そして新たな栄養療法の開発を目指す学会です。管理栄養士の皆さんには、病態に応じた正確な栄養評価、生体の代謝栄養について、上質なスキルを学ぶ格好の機会であり、新たな視点で栄養管理を考えるチャンスでもあると考えます。
多職種協働のチーム医療において、管理栄養士の活躍の場は益々広がりつつあります。そのためにも、様々な病態の把握、正確な栄養評価、最適な栄養管理について、日々研鑽を積む必要が有ります。ただ、栄養の原点に振り返った時、「食事」の持つ楽しさ、喜びをどこかに忘れてはいけません。「食欲」のルーツは栄養という大きな玉手箱の中にあるからです。
今回の学術集会では、会長特別企画として、「料理の鉄人」陳 建一さんをお招きし、対談する企画を設けました。また、学会員のアンケートを踏まえ、多くのシンポジウムを企画します。例年通り、一般演題、学生発表部門、レシピ・コンテストとともに、若手研究者を対象とした若手研究奨励賞を募集しますので、奮ってご応募下さいますようお願い致します。皆さんと一緒に横浜みなとみらいから「食」の未来を考えていきたいと思います。
会場のパシフィコ横浜は、みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩5分、JR・横浜地下鉄線「桜木町駅」より徒歩12分の場所にあり、利便性に優れています。学術集会にあわせて、国際都市ヨコハマや古都鎌倉の街並み、湘南の海と自然の美しさも是非ご堪能ください。皆様方のご参加を心よりお待ち申し上げております。